2016-11-10 第192回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
西の縁にございます糸魚川―静岡構造線上では、マグニチュード七規模の地震が繰り返し発生しています。南アルプスには、そして南北に並走する七本の構造線があります。中央新幹線はそこをぶち抜いてトンネルを掘っていきます。工事の難航も予想されます。さらに、この地域には南に南海トラフが接しており、活断層の存在も事前には分かっておりません。
西の縁にございます糸魚川―静岡構造線上では、マグニチュード七規模の地震が繰り返し発生しています。南アルプスには、そして南北に並走する七本の構造線があります。中央新幹線はそこをぶち抜いてトンネルを掘っていきます。工事の難航も予想されます。さらに、この地域には南に南海トラフが接しており、活断層の存在も事前には分かっておりません。
また、先ほども話がありましたが、リニア中央新幹線、いわゆるフォッサマグナの西の縁の糸魚川―静岡構造線や中央構造線といった活断層線を横切る形となります。リニア中央新幹線の全線区間のうち、実に八六%が深いトンネル工事を必要とするということでありますけれども、青函トンネルのときも、正直、度々異常出水で工事がストップいたしております。
今年の五月の二十六日に我が党の辰巳孝太郎参議院議員が国土交通委員会で、このリニアの問題について、品川―名古屋間の活断層帯は具体的に何があるのかという質問をして、文科省は、具体的な活断層帯の名前として、糸魚川―静岡構造線断層帯など七つを挙げております。断層のずれに対しての対策は全く取られていないということも追及いたしました。
また、安全面での不安も大きくて、南アルプスという日本有数の山岳地帯に穴を空け、都市間の移動時間を短縮するためだけに、例えば糸魚川―静岡構造線など、マグニチュード七を引き起こす活断層帯を七つも回避せずに突っ切るというものであります。 こういった懸念は私だけではありません。(資料提示)環境大臣は、二〇一四年にこのJR東海の環境アセスを審査し、意見を国交大臣に送付をしております。
この活断層帯につきましては、一つ目が糸魚川—静岡構造線断層帯の南部区間。これにつきましては、発生確率及び相対的な評価も申し上げますと、発生確率はほぼ〇から〇・一%で相対的な評価はやや高いというものでございます。また、次の曽根丘陵断層帯につきましては、一%で相対的評価はやや高い。木曽山脈西縁断層帯主部の南部区間につきましては、ほぼ〇から四%で相対的評価は高い。
これによりますと、活断層の中でも活動度の高い糸魚川—静岡構造線断層帯に沿った長野県北部から中部に至る地域などにおいて確率が高くなっているとされております。 いずれにいたしましても、委員も御指摘のとおり、いつどこで地震が発生するかを予測するのは現状ではなかなか困難でございますけれども、気象庁といたしましては、この地域を初め全国の地震活動を引き続きしっかりと監視してまいりたいと思います。
この神城断層に関しましては、糸魚川—静岡構造線断層の北部にある活断層ということで、地震調査委員会によりますと、この断層帯のうちの中部にある松本市の周辺の牛伏寺断層を含む地域では今後三十年以内にマグニチュード八程度の地震が起きる確率が一四%と、こういうふうな形で非常に高くなっております。
その結果といたしまして、震源域付近には糸魚川—静岡構造線活断層系の一部である神城断層が存在している、今回の地震は神城断層の一部の活動による可能性が高いが、詳細は今後の調査観測結果等を踏まえ更に検討を行う必要があるとされております。
○国務大臣(山谷えり子君) 東日本大震災を踏まえ、地震調査研究推進本部地震調査委員会、平成二十三年九月に糸魚川—静岡構造線断層帯の牛伏寺断層を含む区間について地震発生確率が高くなっている可能性があると公表しておりますが、今回の地震が発生した神城断層は当該区間外であったと承知しております。
なお、この原因について、これが二つ目の御質問だったと思うんですけれども、原因については、この天竜川の流域については、中央構造線や糸魚川—静岡構造線が通り地質が脆弱なため、土砂生産が活発、いわゆる川で土砂がたくさん流れる。
例えば、今後三十年以内に地震が発生する確率でございますけれども、二〇〇七年の一月一日を基準日といたしまして、例えば糸魚川—静岡構造線断層帯、これについてはマグニチュード八程度で一四%、それから、宮城県沖地震についてはマグニチュード七・五程度で九九%、東南海地震についてはマグニチュード八・一前後で六〇から七〇%程度、南海地震についてはマグニチュード八・四前後で五〇%程度と評価をしております。
特に中部横断道の今度新直轄になったところは、皆さん御存じのように日本列島を横断する糸魚川―静岡構造線の断層地帯なんです。かつて山梨県に僕らの先輩の金丸信先生がいらっしゃって、あの地域に一千数百億円の地すべり対策をしてもまだ止まらないというような状況が随所に見られるんです。ましてやそんなところを、コストを削減をして安物で出てしょっちゅうしょっちゅう問題が起こってくる。
東海、東南海、南海地震のほかにも、糸魚川—静岡構造線断層帯、宮城沖地震など、ほかにもたくさんあります。その一つに南関東直下型の地震があり、関東大震災以降七十九年が経過していることから、地震発生の可能性が予測されています。 そこで伺います。
そして、科学技術庁等によりまして所要の調査を完了したものが三つございまして、これは代表的な活断層と言えるかと思いますが、糸魚川—静岡構造線断層帯あるいは神縄・国府津—松田断層帯、富士川河口断層帯、こういった三つの代表的な活断層については、いずれも数百年以内に地震の可能性があるというふうにされているところでございます。
これまでに、重立ったものから申し上げますと、糸魚川—静岡構造線断層帯でございますとか、神縄・国府津—松田断層帯、それから富士川河口断層帯に係ります五つの断層帯がございますけれども、既に評価を終了いたしまして、今後数百年のうちにマグニチュード八程度の規模の地震が発生する可能性が高いといったような評価結果をいただき、これを公表してきているところでございます。
これらの調査のうち、調査データが整ったものにつきましては、地震調査研究推進本部の地震調査委員会におきまして評価を行ってきてございまして、これまでに糸魚川—静岡構造線断層帯、それから神縄・国府津—松田断層帯、それから富士川河口断層帯にかかわります五つの断層帯の評価を終了して公表してきているところでございます。
実は、先ほどいろいろ指摘をされておるわけですが、私の地元の松本市などを通っております糸魚川—静岡構造線活断層帯の地震発生危険度は、日本の内陸部にある大きな活断層四百の中で最も高いとの試算結果が、昨年の秋、仙台で、いろいろ科学技術庁の研究調査の中で出ておりまして、秋の地震学会で発表されておるわけであります。
○生田政府参考人 地震防災対策特別措置法に基づきまして平成七年に設置されました地震調査研究推進本部の評価によりますと、今委員御指摘のとおり、松本市付近を通ります糸魚川—静岡構造線活断層系、この系につきましては、特に牛伏寺断層を含む区間では、現在を含めた今後数百年以内にマグニチュード八程度の規模の地震が発生する可能性が高い、かようにされているわけでございます。
それから二つ目の御質問でございますが、今回もしこの地震が動いた場合に、それがすべての構造線に影響するのかという御質問でございますが、冒頭に申しましたが、地震調査研究推進本部で活動した場合に大きな影響があるというように考えておりますのは、糸魚川—静岡構造線活断層系ということ、百五十キロの範囲でございまして、一応推進本部が今評価しておりますのも、中心となりますのは牛伏寺断層を含む区間ということで、その範囲
私たちの県に糸魚川がありますが、「糸魚川—静岡構造線、危険度一位 科技庁の技官発表 全国の活断層順位付け」、こういうことになって先般十一月十九日の朝日新聞に掲載をされておりました。
今回の新聞記事では、糸魚川—静岡構造線、このようになっておりますが、総理府の地震調査研究推進本部におきまして、その活動が社会的、経済的に大きな影響を与えると考えられる活断層というようにしておりますのは、この付近でございましたら、長野県小谷付近から山梨県櫛形付近までの糸魚川—静岡構造線活断層系、このように総称しているものでございまして、約百五十キロ程度の範囲でございまして、記事の書いてございます糸魚川
具体的には、糸魚川-静岡構造線活断層系、これが一つでございます。それからもう一つは、神縄・国府津-松田断層帯、この二つにつきまして一応の評価をいただきまして、その評価結果というものを取りまとめ、公表してございます。インターネット等で皆さんにごらんをいただけるという体制をとってございます。
言いませんけれども、もう本当に大変な、言ってみれば糸魚川-静岡構造線が走っているわけですから、だがらもう地盤はがちゃがちゃに崩されてしまう、そういうところなんですよ。東西に分ける大きなあれですから。ですから私、そういうところはちゃんと訓練もやる、こうなったときにはこうする、そういう具体的なことが必要だったのじゃないか。
現場は糸魚川−静岡構造線、いわゆるフォッサマグナという大断層のふちに当たる部分ですけれども、まさに地球が息づいているというような感覚を、あの山をながめながら圧迫されるようなそんな思いで見たわけでございます。山肌が本当にもう見渡す限り激しい崩落をしていました。
この高槻−六甲断層帯以外に、日本では、伊那谷断層帯、国府津−松田断層帯、富士川断層帯、糸魚川−静岡構造線断層帯、こういうところではもう神戸の直下型と同じぐらいのものがいつ起きても不思議でない、こういうわけでありますし、そういうことを考慮しながらやっていただきたいと思いますが、このことを、国土庁だけでなくて、実際に高速道路をつくったり直轄国道をどんどんつくったりする建設省にも同様の質問をしたいと思います
これは東大地震研究所の松田助教授が発表いたしました地震予測といいますか、それによりますと、国府津と松田断層、それから糸魚川から静岡構造線上の松本−富士見間、それから中央構造線上の紀伊と四国間、大体この三つの断層系が将来大地震が起こる可能性がある、要注意地区であるというふうに言われているのです。
この地区は有名な糸魚川−静岡構造線という日本でも最も悪い地層のところに近いところでございまして、岩質は玄武岩を主体としておりまして、大体四十五度ないし六十度程度の傾斜をなしておる斜面でございますが、これが今回の雨によりまして、相当雨水がその岩の中に浸透いたしまして、それが今回の地すべりを起こしたものじゃなかろうかというふうに考えたわけです。